政治と愛国ソングとアイドルと・・・

「音楽に政治を持ち込むなー!」

なんて言葉も聞くようになった反面、何気に桑田佳祐や長渕剛は政治性の強い曲を歌うようになったなぁと、しみじみ思います。
なんだっけ、君の縄・・・違った、君の名はのタイトルを歌ったバンド。ラ・パンプでしたかね。まぁなんでも良いや。
あのバンドのHINOMARUなんかは愛国刺激する歌になってて、歌詞を見ただけでもゲンナリしてくる何かを感じます。
うーん、しかし「音楽に政治を持ち込むな!」って言うのは、決まって政府や国家を皮肉った歌を歌う時に言われる言葉なんですよねぇ。

それにしても何かと生き辛い世の中になりました。
なんか無理にでも「日本が好き!」って言わないといけない感じがするんですが、正直に言って生まれる場所を選べるんだったらウサミン星の方が良いですからね、私は。
一体なんでそんなに日本を愛する事を求められにゃらならんのか・・・。


 

そうそう、ウサミン星で思い出しました。
政治と音楽といえば、はるか昔に流行ったモー娘のLOVEマシーンを思い出します。
今にして思えば、LOVEマシーンなんかかなり政治的な感じがする歌でしたね。

LOVEマシーンのもつ政治性

個人的に平成期のアイドルは、不況を餌にして成長したと思っています。
大橋はアイマスが好きですけども、ある意味でアイマスもまた、不況が売れる要因になったんじゃないかしら?
モーニング娘。が売れたのはちょうど、バブル崩壊後の不況期と重なります。
二度のサリン事件があり、日産の大量解雇、酒鬼薔薇事件だの西鉄バスジャックだのと、いい加減日本人にとって、見たくない現実ばかり起こる時期だったわけです。
そんな中、2000年でしたっけね(完全に記憶だけで書いてる)。モー娘のLOVEマシーンは一大ヒットとなりました。
庶民はいい加減疲れてる時期です。
そんな中で若いキャピキャピの女の子たちが「Nipponの未来はWow🎶Wow🎶Wow🎶Wow🎶 世界が羨むイエイ🎶イエイ🎶イエイ🎶イエイ🎶」なんて歌ったら、おっちゃん達はたちまち魅せられてしまったわけですね。
振り返ってみるとLOVEマシーン自体が、すごく政治的なんです。一見歌詞はそうは見えなくても、リリースされた時期を考えると結果的に大変政治的なものになりました。
今思うと、愛国の肥料はこの時に撒かれていたのだと思うます。

 

時は経ち、愛国には嫌韓や嫌中がセットでつくようになりました。
嫌韓の種は2002年のW杯が原因とよく言われますが、直接的に開花させたのは韓流ブームです。
今のヘイト問題は概ね桜井誠や山野車輪が足掛け10年に渡る努力で実った成果なのですが、韓流ブームと同じくしてマンガ嫌韓流が出たわけです。
今の嫌韓愛国ブームって言うのを考えてみると、愛国の肥料が2000年に撒かれ、そこに嫌韓のタネを植え付けられたのが2002年のワールド杯なんじゃないかなって感じがします。
まぁ個人的な主観ですけどね。
いずれにしろLOVEマシーンが自信を失ったリーマン達に与えた影響は大きかったと思いますし、その思想的な影響を与えることは、つんく自身も予想はしていなかったでしょうね。

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