平和で成り立つ時代に鎮魂歌(レクイエム)を1️⃣

平成という時代の二文字には「平和で成り立つように」の思いが込められています。昭和天皇が崩御され、小渕恵三が『平成』の文字をドカッと掲げて始まった新時代。
その新時代が今、戦争の足音と共に終わろうとしていることに、ふと寂しさを覚えながら、たまプラーザで残務に励みます。

米米CLUBの衰退とモー娘の隆盛と…

あの日〜観た、映画のよう〜♪
離れ〜ても、忘〜れら〜れない〜♪
My love Your love come back once again ふたた〜び〜の恋♪
なんか大橋さんが恋愛ソング歌ってるのガラでも無いんだけど、なんかあったの?

センチュリー・大橋
ああ、お嬢ちゃんは米米CLUBの全盛期を知らないのよね。
昭和の終わる時にデビューし、平成の幕開けと共に全盛期を迎えた米米CLUB。
浪漫飛行はお嬢ちゃんも聞いたことがあるでしょう?
米米CLUB?
農家のバンドか何か?
お嬢ちゃん、それ、わざと言ってるのよね(汗)?
知らないよ?
テレビはニュースとアニメしか見ないもん。


若葉 翠

えー(汗)、いくら平成初期に産まれてなかったとは言え、米米CLUBは2期で今も活動してますし、ちょっとは知ってても良いんじゃ無いですか?
希未ちゃん?
知らないよ?
テレビはニュースとアニメと特撮しか見ないもん。

遠果希未
お嬢ちゃん、シンカリオン見てて良いわよ。
私と若葉さんの2人で平成へレクイエムを送る会にするから。
って言うか私残務中だし、シンカリオンでも見てて。
酷!!

私は大橋さんより生きてきた年数が少し短いので、気がついたらモー娘が全盛期になってた頃ですかねぇ。
振り返って見ると、米米CLUB一期の衰退期からモー娘のデビューまで、今日の問題に繋がるような問題、色々起きてるんじゃないかって気がしますね。
モー娘?
牛のコスプレして歌って踊るアイドルみたいな名前だね🐮

希未ちゃんはシンカリオンでも観ててください。
酷!!
お嬢ちゃん、米米CLUB全盛期もモーニング娘。全盛期も知らないもんなぁ・・・。
AKBしか知らないっしょ?

 

 

 

 

まぁ前田敦子と浅野温子の違いがわからなそうな希未ちゃんはおいておいて、平成へ鎮魂歌(レクイエム)を送りましょう。
さっきから2人に対してフツフツとした感情が湧いてくるよ・・・。
あー、負の想念が私に集まってくるー。

全てはオウムと日産ショックから始まった

個人的に米米CLUBの曲は伴奏が落ち着いてるのもあって、MyLoveが一番好きなんです。
浪漫飛行や君がいるだけでに比べると、そんなに有名でも無いとは思いますけどね。
この曲の後、米米CLUBの曲はあまり聴かなくなった気がします(勿論新曲が無かったわけじゃ無い)・・・。

私が物心ついたときはモー娘が全盛期だったんですよ。
既にLoveマシーンが大ヒットしてて、幼心にもなっち(安倍なつみ)は知ってたんです。
芸能界で見ると、97年が多分、1つの分け目なんです。
この(MyLove)曲の後、米米CLUBの曲はあまり聴かなくなった気がします(勿論新曲が無かったわけじゃ無い)・・・。
97年はモー娘デビューの年であると同時に、米米CLUB一期の引退の年でもあるんですね。

その時代を生きてきた人間としては、どんな感情があるんですか?
振り返ると寂しいですよ。
米米CLUBが全盛期だった時代、母子家庭で貧しかったなりにも、何か明るい日本はこのまま平和が続く。普通に会社で仕事できるようになれば生活も良くなるっていう、未来を感じてたんです・・・。それが変わったのは、地下鉄サリン事件と日産大量解雇。ここが全ての始まりです。

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ネット右翼は中高年世代に多いと言われます。
ちょうどカルロス・ゴーンさんが話題になってますが、大橋さんより年上の年代が、その辺りの時代を『社会人』として生きた年代では無いでしょうか。
そうです。
カルロス・ゴーンという人物は、終身雇用の崩壊を象徴する人物なんです。
それまではみんな、定年まで働けば年金で報われるんだ。だから今の労働がどんなにキツくても頑張れるんだっていうものがあった。

その大前提が崩れた途端、何かに縋って無いと生きられなくなった。
その象徴がLoveマシーンなのだと思います。
「ニッポンの未来はWow Wow Wow Wow♪ 世界が羨むイェイ、イェイ、イェイ、イェイ♪」は脳に焼き付いてますよ・・・。
残念ながら、このまま改憲まで突き進めば「ニッポンの未来はWar War War War♪ 世界が恨やむ遺影、遺影、遺影、遺影♪」です。
終身雇用が崩壊したとたんに露わになったのが、ブラック企業の存在です。ただ敢えて言えば、日本の労働環境はずっと悪かった。終身雇用の崩壊と同時に可視化された。その出発点がカルロス・ゴーンなんです。

芸能で見ると不思議なんですよね。
米米CLUB一期の引退理由が、恐らく石井さんの映画が振るわなかったことから始まったんじゃないかって推測がありますが、大橋さんの好きなMy Loveからわずか3年で引退なんですよ。
正直、私は芸能通ではないんで、その詳しい経緯はわかりません。
Wikiを見る限り音楽性の違いなどで物別れしたはずの得能氏が、二期で再び合流してますし、それだけじゃない気はするんですよね坂口氏もなんだかんだで二期で合流してます。
ただ、1つだけ思うのは、彼らの音楽性が97年以降もメジャーで通用したとは思えないんです。

それはどうして?
95年で阪神大震災と地下鉄サリン事件、日産大量解雇。
96年は目立った事件は無かった気がしますが、97年は初っ端から酒鬼薔薇事件、山一證券倒産という、それまでの日本では考えられない事件が起きてるわけです。つまり、95年〜97年の3年は日本の常識が壊れた3年間なのです。

初期のモー娘。を知ってる人は、彼女たちのダンスは宴会芸って言ってたんですよ。
でも、そうした常識が壊れた3年間があると考えると、モー娘。がスッと入ってくる下地はあったんですね。
あっ!
日本会議の設立も1997年でした!!
当時中学生だった私は、正直、モー娘。の人気が出ることに違和感を感じてたんです。
お世辞にも歌が良かったとは思えなかったし、なんでこんなキャピキャピしたアイドルのCDが売れるんだろうって、不思議でしたね。

そして私が物心ついた2000年はLoveマシーンが超絶ヒット中でした。
確かその辺りは西鉄バスジャック事件が発生し、続く2001年では池田小事件も発生してます・・・。
95年〜97年を日本の常識が壊れた3年間とするなら、2000年〜2001年は日本人の自信が崩れた2年間なんです。
Loveマシーンはかなり長い間ヒットしていたと記憶しています。
Loveマシーンが売れることに違和感を感じていながら、今に思うのは、あそこでアイドルと愛国が関連付いてしまったことに当時気付けなかったんです。

Loveマシーンでアイドルと愛国が紐づいてしまったと言うことですね。
当時はつんく自身も気付いてなかったでしょう。
でも、今になって安倍首相がLoveマシーンを賞賛してる辺り、やっぱりLoveマシーンは愛国ソングだったんですよね。
そのLoveマシーンがリリースされ、第一次安倍政権が発足するのが約7年後の事です。
ちょうどその年に在特会もスタートし、第二次安倍内閣がスタートした後、2013年の新大久保ヘイト街宣で、いよいよ在特界が隆盛を極めました。

そして今、遂には政党も作ってしまいました。
一方、左派政党は社民党の衰退に伴い、日本第一党が社民党に取って代わるのは時間の問題です。
2000年から2001年と言えば、20世紀が終わり、21世紀に切り替わる時。
私はいくら日本が不況と言っても、21世紀、未来の世紀に行くから戦争だけは無いだろうと思っていました。
20世紀の終わりに、とんでもない危険な種子が撒かれていた事に気付けなかったんです・・・。

平和で成り立つ時代に鎮魂歌(レクイエム)を2️⃣に続く